Ruriko's naisentaiken

エルサルバドル内戦体験記

土木作業

5時半から11時まで、体力の限界まで、仕事をした。

木曜、雨だというので、何とかして、今日と明日、盛った土が流れないような処置をしなければならない。

流れる汗を拭くのが面倒なので、対策を練った。山の作業だから、ヘルメットをかぶる。あの自転車用のヘルメットだけど、かぶる時、額の部分ににキッチンペーパーを折って巻きつけ、顎紐とあごの間にもキッチンペーパーを折って巻き付けた。キッチンペーパーだから、汗を吸う。目に入らないから、すごくいい。

さて、作業に必要な、のこぎり、よき、100円ショップのハンマー、スコップに草削り、大工道具を箱ごと山にあげた。しかし、杭を打つ時の力は出ても、土を運ぶのは、腰に力が入るので、かなりきつい。滑車でもあればいいのだけど、いくらなんでもそれは持っていない。

昨日もらった焼き杭を念のため、すべて、クレオソートまみれにして、半分作っておいた1段目の上に、木の枝をたくさん寝かせ、その上に発酵した生ごみを土と混ぜたものをばらまき、その上に、あちこちからいろいろ集めたまともな土を置いて、足で踏み固めた。

くたくたになって、半分終了。半分というのは、買ったものともらったものを合わせても、杭は足りないのだ。

やっぱり、今日、ビバホームに行こうと考えた。しかし、くらくらするほど疲労している。胃腸を壊しているので、昨夜からお粥しか食べていないのだ。

とにかく、風呂に入って考えよう。朝から2度目の風呂に入った。ゆったりと湯船に寝たら、耳元でぷい~~~~んと蚊の音。ものすごく腹が立った。やっと楽な気持ちになって、風呂で疲れをとろうとしているのに、待っていたように、蚊が私を邪魔する。

カンカンに怒って、裸のまま飛び出し、キンチョ―ルをひっつかんで、ぶーぶー煙幕を張った。すっかり気をそがれて、風呂を上がり、ネットを覗いたり、洗濯物を干したり、テレビを見たりした。テレビは、なんだか面白くなくて、見たままの姿勢で眠ってしまった。

窓から、山を眺めた。不備が目立つ。木曜は雨だ。明日のうちに、しっかり土台を固めないと、雨ですべてが徒労になる。しかし、つかれていた。そこで、ビバホームに電話で問い合わせることにした。この前、少ししかなくて、私は全部買ったのだ。まだ入荷していなかったら
、ばかばかしい。無駄足を踏みたくなかった。「たくさん」あるというので出かけることにした。

江戸川に行ったのは、もう、ずいぶん前のように感じる。久しぶりに自転車を飛ばした。今日もまだ暑い。ヘルメットの内側に、例の紙タオルを巻きつけて、走った。

この紙タオル、汗対策にすごくいい。

ところで、ビバホームの「たくさん」というのは、10本のことだった。そこで、その10本をすべて買い占めて、ついでにあと20本、注文してきた。7月に下ろした枝を杭に作り替えるのは、今の私の体力では、無理。

疲れているときに、無理な仕事をすると、必ず怪我をすることを、私は知っている。枝は、切らずに横木にして、階段の補強にそのまま使おう。

私の山の入口に、彼岸花がたくさん出てきた。彼岸花って、きちんとお彼岸に咲くんだね^^。律儀な花だ。
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これは、白い彼岸花で、去年友人からもらったもの。今年は2つ咲くらしい。
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これは家の外の斜面。この花去年は一輪だけだった。酷暑を耐え抜いて、咲いたんだ。かわいい。
 
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