Ruriko's naisentaiken

エルサルバドル内戦体験記

2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

6月27日

6月27日 疲れたな。もう何も考えたくない。ここにいる間、生きている。それを楽しみ感謝しよう。明日何が起きるか、それを決めるのは私じゃない。私は今ある日常をこなすだけ。野の花空の鳥のごとく、今日ある生を生きるのみ。「判断」などという人間臭いこ…

娘の言葉

6月26日 娘の言葉。 先に描いて発表した3枚の絵のうち、2枚が借金のかたとして消えてから、私は腰が抜けたようになり、始めた4枚の絵がどうしても描けなくなった。素材が慣れた日本のキャンバスではないということもあって、絵の具は乗らず、構図はい…

夜中に突然父を見た

夜中に突然父を見た。昭和25年、私が9歳の時に亡くなった父の夢である。いや、「父」は「姿」としてできたのでなく、母に託した父の最後の言葉をが聞こえてきたのだ。 寝る前に、自分の口座に3000円しか残っていないのを確認したりしたからかもしれない。…

生き抜くために絵を描いた。

花とハチドリ1 3号9万円也。 花とハチドリ2 同上 野に咲く花 同上 エルサルバドルで描いている。でもビザ切れで7月6日に帰国するから、日本で個展をする。

娘の治療費カンパ

6月15日 日本は昨日が15日だった。15日とは、年金が支給される日。いまの私にとって、それ以外に意味がない。息をひそめて入金を待っていた。そこに届いたのが、年金機構からのお知らせ。松戸を発つとき、住所を海外に変更せざるを得なかった。主人の留守宅…