Ruriko's naisentaiken

エルサルバドル内戦体験記

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ちょっと作ってみた動画2

今回も試作だけど、エルサルバドルにいた時に気に入った料理1 セヴィチェと言っても、かなり自己流。素材も日本の素材だから、エルサル人から見たら、案外日本料理かも。 youtu.be

ちょっと作ってみた動画

これから連載しようと思っているユーチューブです。 www.youtube.com

「古事記」における国名ヤマトの漢字表記について;4

★ 安本美典氏の「神武東遷」 私は“天照大神を持ち出さないと落ち着けなかった”安本美典氏の説が気になったので、わざわざ本屋まで行って探して、彼の問題の著書、「神武東遷」を読んでみた。それはまだ記紀を通読していないころで、したがって古代の神話の記…

「古事記」における国名ヤマトの漢字表記について;3

★「耶馬台と倭、大和の関係」 戦後の歴史学者のひとつの傾向と、その事実に対する批判の試み 私は敗戦後の歴史学者の“耶馬台”や“大和”に関する研究をあまた読んだけれども、“耶馬台”と“大和”を結びつけたり、天照大神や、現代史学会でその存在を否定された神…

「古事記」における国名ヤマトの漢字表記について;2

2)国号の違いと言語の違いに関する疑問 ★支配層と被支配層の言語の違い “天”の考察においても“命(みこと)”や“神”の考察においても、私は日本書紀編纂にあたった為政者、つまり一度断絶した皇統を女系によって何とかつないだことになっている,継体朝直系…

「古事記」における国名ヤマトの漢字表記について

1)「国名の表記と発音の矛盾の追及」 ★倭、大和、日本はすべて「やまと」と読む 記紀の表記を研究するにあたって、古代日本の国号“ヤマト”は見落とせない。そしてこの“ヤマト”なる国号の表記も政治的に重要な問題を含んでいるように思われる。なぜならば“…

続々々 昔はまっていた「古事記と」いう書物をもう一度振り返る

4)「記紀神話研究から現代の世界情勢を思う4」 私に記紀神話研究のきっかけを作った生徒は、結論を見ずに卒業して行った。私は卒業前のSさんに、私は必ず研究を続けることを約束し、Sさんも協力を約束して別れた。その時はすでにSさんは、自分の出自に…

続々 昔はまっていた「古事記と」いう書物をもう一度振り返る

3)「記紀神話研究から現代の世界情勢を思う3」 後になって私は、かの宗教集団を脱退し、ある高校の国語教師となった。その高校は、三井の一族が趣味で建てた学校で、特に帰国子女を受け入れることを看板にした、国際的な学校であった。 その時に私が担任を…

続 昔はまっていた「古事記と」いう書物をもう一度振り返る

2)「記紀神話研究から現代の世界情勢を思う2」 私が記紀神話の研究を始めてから、50年近くの時がたった。本格的な研究は30代だが、趣味で研究を始めた時は、大学院を出て、英語教師になり、人生の方向転換を模索していた20代後半のころからだった。 …

昔はまっていた「古事記と」いう書物をもう一度振り返る

「記紀神話研究から現代の世界情勢を思う」 ここに記すのは、中米内戦時代エルサルバドルに過ごし、庶民としてじっと内戦の様子を目撃し、そして「報道」と「現実」の矛盾に気づいた筆者が「記紀の研究」という無関係そうな命題をひっさっげて、世界情勢の分…