Ruriko's naisentaiken

エルサルバドル内戦体験記

匍匐前進

長いこと、英語を話していなかった。最後の中学生が去ったのは、もう3年前かな。土いじりには英語もスペイン語も必要なかったから、まさか、土を相手に英語もスペイン語も話さなかった。

生きて行くにはなんとかしなければならないという切実な状況になって、ちょっくら猛烈に英語の勉強をしてみた。そこに娘がいるから、何でも英語で話した。彼女、アメリカで学生をやったから、トンでもないスラングを大量に知っていて、私みたいに「正式すぎて通用しない」ほどていねいな言葉を知らないから都合がよかった。なにしろ、彼女のもと彼が、呆れかえるほど、私の「書いた文法力」は完全だったらしいが、スラング交じりの、意味のない会話は彼女の方が断然得意だ。

彼女と一緒にそれをミックスした。私は絵画でも土木でも肥やしの製産でも、始めたら猛烈にアタックする人間なので、かなり戻り始めた。でもやっぱり、私にしかできないことをしようと思う。そうじゃなきゃ、私にあう「変なの」来ないからね。

今日「変なの」第1号、来る。からめ捕れるか、新年大相撲とともに勝負。すべての出来事を+に生かす。それが私の今年の課題。