Ruriko's naisentaiken

エルサルバドル内戦体験記

また、崖の話

今日もまた、ジョイフル本田に行ってきた。Mさんも知り合いの中で、土嚢作りに協力する人を探してくれて、土の袋を6個、留守中に置いて行ってくれた。でも、その土は畑の土で、袋に詰めて下に沈ませるにはもったいないので、一番下には、やっぱり重さや、排水からいっても砂がいいという。どうせ砂を買いに行くので、ついでだから、一緒に行くか、というので、あそこは何も買わなくても、見物して、いろいろ夢を見るだけで楽しいところだから、喜んで乗せてもらった。

実は、かなり、腰痛を抱えている。自分が力を何も使わず、助手席に乗るだけなら、問題ないと考えていたが、今日は、ちょっときつかった。今朝も、調子悪くて、体操の時間を過ぎてから目が覚めた。鶏のことを考えて、世話のために起き、でかける予定は、なかった。庭に出たら、土の入った土嚢の袋が6個あったので、近所の奥さんがくれたのだと思っていた。

目的地について、砂は重いから、引きずって歩くのも大変だから、別の用事があれば済ませようと、中をいろいろ眺め、防腐剤を一缶と、刷毛、それから、自転車で夜間走行できるように、頭につける小さなライトを買った。この前、土曜日の聖書の講座にいって駅から家に帰る時、自転車にライトは付いているものの、相手が見えなくて怖かった。頭にライトをつければ、私の目線で相手が見える。そう思って、買ったのだ。

最後は、やっぱり、ガーデニングの関係で、いろいろほしいものを見つけた。今、崖の階段を登るのに、自宅にあったブロックを使っているが、それがどうも、自然に溶け込まない。もう少し体裁のいい石がないかと思ったが、気にいったものは、やはり高い。Mさんと相談して、何とか、我慢できるものを4個買い、今度は、ビール飲み台になりをうな板を探していたら、そんなものは緊急の必要性がないから、後回しにしろと、彼は相手にしてくれない。

ちょっと恨めしかった。彼にお金払って頼んでいるのは、一番上の境界線だけ。それが終わったら、もう付き合ってくれないだろうと思って、この際みんな用事を済ませたいのだと、いったら、その下心、見抜いていて、にやにやしている。

実は、彼も気難しいところがあって、親切だけど、全然お人よしではない。彼の話によると、到底付き合いきれない相手から4000万円の仕事を頼まれたのだけど、半年は付き合わなければならず、自分には、我慢しきれないと判断したので、断ったのだとか。それで、リフォーム屋としては、10万にもならない、けちな私の仕事を引き受けている。偏屈としか言いようがない。

4000万なんて、私は見たことないなあ。実は最近1万円札だって、みてないんだ^^。1万円札がどんな顔をしていたか、覚えてもいない。だからかなしいなんて思わないけれど、4000万の仕事断るなんて、このひと、豪傑だよ。

で、実は帰り、この夏、自転車で迷いながら見つけた6号線沿いの河童寿司やに立ち寄って、昼飯をおごってもらった。久しぶりにうまかったなあ。12月に主人が帰ってきたら、彼どうせ、日本に来る目的の第1は、私の手術なんかじゃなくて、握り寿司にあるんだから、食べに来ようと思う。5月にJICAの仕事でペルーに行った時、日本人の仲間と一緒に、鮨を食べたと言って、目じり下げて喜んでいた。会社の仲間と行く方が、かっぱ寿司より高級なものが食べられると思うけどね^^。うちはうちのレベルでできる楽しみをしようと思う。なんだか、クリスマスというものが来るらしいし。^^