「この世で出会った動物たちの物語9」11月29日
「ちょっとペットを離れて自由な動物たち4」
実は、私はうっかりしてハチクイとハチドリを間違えていた。自分で書いてどうも変だなと思って、ふと思い出して、訂正。
「今日は蜂とハチドリの話」
私は現在田園地帯に住んでいるので、いろいろな小動物や、虫たちともよくお付き合いがある。好んで付き合っているわけではないけれど、時には楽しく、時には命の危険にもあう。にょろにょろした動物や、ぶんぶん飛んでいる蜂ともずいぶんお付き合いした。
特に蜂には2回刺され、病院に飛び込んで命拾いしたこともある。庭の一部がせりあがっていて、そこが植物でおおわれると、時々手入れをするために上に登るのだが、そこに何があるかということは確かめないで、はさみを入れたとたんに、蜂の大群に襲われてた。足を踏み外し、コロコロ転がって、表の通りに転げ落ち、直前に来ていた車に危うくひかれそうになった。
多分ぎょっとしたのは車の運転手の方だろう。私は這いずって、向かいのうちの車置き場にはいずりこんだから助かった。
ところで、私は怖い虫でも動物でも、こちら側から危害を加えて追い出そうという気持ちがない。特に蜂は、私が絵描きをやっている関係で、よく題材に加えるから、いなくなっては困るのだ。私の絵でも、題材に蜂を主に描くということはないけれど、花に添えて蜂を入れると、絵が生きてくる。そんなおかげで私はよく蜂付きの絵を描いた。
で、ハチドリのほうは、エルサルバドルでは植物があれば庭によく来る鳥で、ごく一般の鳥だ。ところで日本語では、名前の似た鳥がいて、自分でも混乱していた。
それがハチクイ。ハチクイという名前は日本に来てから知ったんだけど、ハチクイは蜂を食べるのでハチクイと言われるそうだ。エルサルバドルでは「タラポ」または「トロヴォス」と呼ばれていた。私は蜂鳥もハチクイも蜂もよく見かけたけれど、実際に蜂を食べているハチクイにはお目にかかったことがない。ハチクイの話は明日書くことにする。
「花と蜂」
「花と蜂」2
以下はハチドリ
↑奇木に描いたハチドリ。自分でも気に入っていたけれど、買ってくださった人がいて、うれしかった。
↑戯れにパレットに描いた蜂とハチドリ。もっと手を加えるかもしれない。
ドアノブかけに描いた花とハチドリ↑
花とハチドリ;この花もハチドリもごく当たり前に見て暮らしていたので、花の名前は知らない。