Ruriko's naisentaiken

エルサルバドル内戦体験記

昨夜の「試して合点」

今朝がた、こむらがえしに襲われて七転八倒した。まだ右足のふくらはぎが痛い。テレビ体操もまともにできないほど、後遺症が残っている。このところ食事が不規則だったし、自転車散歩もしていないから、機能がおかしくなっているんだろう。と素人考えで判断した。

ところで昨夜の「試して合点」、面白かった。腰痛の原因のほとんどが「ストレス」にあるとか。腰痛で寝たきりだった女性に子犬を与えたら腰痛が治ったという例を出していた。

なあるほど。私が腰痛持ちのくせに、土木作業をしたり、他人の花壇の整備をしたりしている間は何も感じないのは、「そういう事か」と納得した。

娘がエルサルバドルに在住の中国人の鍼灸師から鍼をならって、免許皆伝までこぎつけて、知り合い相手に凄く貢献しているようなことを言う。彼女の婚約者の打撲傷まで直したというから、ちょっと言葉を挟んだ。「それは恋している相手だから治ったのさ」

娘が反発するので言ってやった。

「昔私は、子供の時から30代まで、毎日毎晩悪夢に悩まされていた。うなされて、ときには絶叫して目を覚ました。其の悪夢の原因には思い当たることがあったため、私は其の悪夢を『思い当たること』のせいにしていた。ところが、私がうなされて夜唸り声をあげているのを、じっと観察していたあなたのお父さんが、『それは胃が悪いだけなんだよ』と言った。

過去のトラウマのせいだと信じていた私にとって、その一言があまりに新鮮だったのと、いった相手を信頼しきっていたためか、其の日からトラウマに対する肩の荷が下りて、一切悪夢を見なくなった。私の長年のトラウマ悪夢を治したのは、あなたのお父さんのあの一言だった。相手が別の人だったら信じなかった言葉を、私が信じたから治った。何もあなたに治療の力がないと言っているのじゃない。信頼しない相手の知識や治療法なんて、役に立たないことがあるんだ。」