枇杷酒を仕込む
昨日、雨で、徒歩とバスと電車で遠くまで往復したから、ひどく疲れたらしい。5時少し前までまったく目を覚まさなかった。で、寝間着のまま、こころの時代を見ようと、テレビをつけた。まだ少し、間があったので雑用を始めたら、裏のベランダのあたりで鳥が騒ぐ声が聞こえた。枇杷をとりに来たな、とすぐに分かった。
枇杷は豊作だから、分け合っても良いけれど、自分が手の届く側の枇杷を確保しなきゃ、手の届かない方のが残ったら厄介だ。だいたい、手が届かない方の枝の方が、太陽がよくあたり、早く熟すので、鳥はそっちの方を先に食べるはず。毎年の約束事だ。それでベランダに出たら、群がってた鳥がざざっと羽音を立てて逃げて行った。見ると、手前の「私の分」まで傷が付いている。
あわてて、私は盥を持ち出して「私の分」をとり始めた。ものすごくたくさんある。ホワイトリカーは4本、買ってあるから、枇杷酒は、4本仕込める。どんなにとっても無駄にならないから、いい気になってとったのだけど、実は、人様に差し上げられるような、形のいいのは、あまりないんだ。そういうのはみんな「とりさま」の側にある^^。
そんなことをしているうちに、こころの時代が始まった。今日は仏教。仏教そのものは、私は勉強する気があるのだけど、今日の講師がどうもすかない。「我慢して」聞いた。釈迦の教えの一番基本の部分だったから、わかりやすかったけれど、「我慢しなければ」聞けない相手の話というのは、こころに残らない。
それで、8時半になって、あわてて野菜を切り始めたところ、指を切ってしまった。左手の中指だから、指用の訪台をすっぽりはめたら、仕事に支障ないけれど、キーを打つのは、なんだか厄介だ。