Ruriko's naisentaiken

エルサルバドル内戦体験記

丸焼きになりそう

7時半に寝て、5時に起きた。よほど疲れていたんだなあ。

でも、今日は生ごみの日なので、朝、かなりの枇杷の枝の束と、外回りで抜いた草の束をだして、やっぱり重労働を性懲りもなく、続けている。

でも、梅雨が明けたらしいので、洗濯物はよく乾き、枇杷の枝を払って、すっかり日当たりが良くなったベランダで、1日2度もほしている。世の中、わざわざ窓の覆いに植物を植えて「緑のカーテン」とやらを作っているこの時期、日よけになっていた枇杷の枝をすっかり切ると言うのは、酔狂らしい。

しかし、枇杷の性格上、今切らないと行けない事情があった。新しい葉が生えるのが遅くなると、開花の時期の冬に花を逃してしまうかもしれない。そうしたら、来年、実がならない。そのことを心配していた。

枇杷の枝に引きずられて、実は、紫陽花の挿し木の時期を逃してしまった。あれは雨の降る時期に挿し木してしまわないと、根がつかない。挿し木のための枝は、たくさん水につけてあるのだけど、崖の日陰じゃないと受け付けないな。崖の上は水やりが大変だ。

一仕事したので、メールを見たら、スカイプで話したいと言う主人のメールが入っていた。それで、約束の時間にスカイプをオンにして3時間、待てど暮らせど主人は出てこない。「待つ」だけで疲れてしまい。一旦ネットを閉じて、昼寝した。

なにしろこの日中の暑さ、東電に協力なんかしていられない。熱中症どころか、火傷して死んじまいそう。それで、エアコンをじゃんじゃんつけて寝た。で、1時間して目が覚めて、寝室から抜け出して、廊下に出たら、凄い暑さ。暑さというより、「熱さ」だね、こりゃ。廊下は東西窓を開けてあるし、鶏小屋に出る出口も網戸だけ。そこを熱気が充満している。

午後、出かけようと思ったけれど、夕方まで、待とう。この熱気の中、間違っても「暑気」じゃないよ、外に出たら、人間の丸焼きになっちゃって、犬に食われそう。

私は設定温度高くしても冷房に弱いはずなのに、設定温度28度が、「心地よく」感じる。この状態、2ヶ月も続くの?怖いなあ。
ボーっとしていたら、4時になっていた。あわてて鶏に餌をやってきた。鶏は羽を広げて、はあはあと、息をしていた。暑いのだろうけれど、どうしてやることもできない。

黄金金鶏の将門は、羽の抜け変わる時期を迎えて、みっともないけれど、身軽である。長い尾もなくなり、首の周りは羽毛がないから、他の鶏より涼しいだろう。鶏も抜け変わるけれど、あんなに丸裸にならない。

かわいそうだから、水だけ冷たいのに代えてやろうと思ったら、どっこい、水道の水は、熱かった。

自慢の百合は、時期を過ぎてきたなくなった。例の『馬面あじさい』は花の時期が長いから、未だ崖の上で咲いている。いびつだけど、花として一つだけ残っていると、かわいいもんだ。後で出かける時、散水をしてやろうと思う。どの植物もクタクタで、山積みにしてある枇杷の枝の葉は、もう枯れて黒くなっている。

とうとう、忍耐の猛暑が来た。