Ruriko's naisentaiken

エルサルバドル内戦体験記

雹が降った

週末雪だと天気予報が言うから、手術前に買い物ができないかな、と思っていた。手術後は、また眼帯で、片目で過ごさなければいけないから、食物を買いこんでおきたかった。
 
ところで、朝9時過ぎ、ちょっと晴れ間が見えたので、急いで買い物をしようと、自転車に飛び乗った。ところが、途中から、雹が降りだした。雨よりは、ましだけど、急いだために、雨具も、いつもの7つ道具も持って来なかった。防寒帽に例の眼鏡もつけて、襟巻にジャケットも着ていたので、怪我するほどではなかったが、かなり、粒の大きな氷の塊がばらばら音をたてて降ってきた。
 
ところで、例の眼鏡の使い心地は最高^^。鼻が低くても顔にピッタリくっついて、ずれないよ。
 
サティの土曜日の安売りが、イオンとの経営統合のため中止になったので、駐輪場は空いていて、おかげで自転車は、首尾よく屋根のあるところに駐輪できた。雹が雨や雪に変わったら困ると思ったから。
 
冷蔵庫の野菜がほとんどなくなっていた。頼みの生協に頼まなかったのだ。
 
昔、生協を始めたころは、体調がすぐれず、自転車も乗れなかったし、一人暮らしが凄く不安で不便だった。それで生協が便利で、ありがたかったのだけど、自転車で行動ができるようになって、あちこちの商品を比べてみると、どうしても生協は割高で、最近は、食品は生協で頼まなくなった。
 
でも、生協の注文は1週間に1度だから、つぎの週に雨が降るかどうかなど、まして雪が降ることなど想定できず、来週のための食品を注文しなかった。だから、今日明日食品を買いこんでおかなかったら、片目になった時の用意がない。
 
それで今日、雹の中を急いで出てきたわけ^^。
 
食品だけじゃなくて、ネットで見つけた「背塗ーる」をマツモトキヨシで探そうと思った。セヌールね^^。背中の手が届かないところに薬を塗るためのヘラ。いくらネットが安くても、そのヘラだけだと、300円足らずで、送料の方が高い。そういうのは近所で買った方がいいかと思った。ところが、そのセヌール、3つの薬局で聞いたけれど、売っていなかった。
 
さては、ネット販売だけなのか。他のものと合わせて、5250円以上なら送料無料だそうだ。だからって、今必要なものが5250円分、あるわけじゃない。やっぱり、自分で器具を作るか…。そんなことを考えながら帰路についた。
帰りはいつも、遠回りして、のどかな農道を帰ってくるんだけど、今日は天候が怪しいので、危険で怖い近道をとった。ザラメみたいな雨ともつかない雹ともつかないものが降っていた。
 
ザラメって、最近きかないけれど、死語かな。終戦直後、お米の代わりに配給された、ざらざらの黄色い砂糖のことです。それで父が飴を作りましたよ。「お米の代わりにザラメが配給」っていう世界、戦争を知らない50代以下の若い人たち、想像できるかな^^。