Ruriko's naisentaiken

エルサルバドル内戦体験記

崖の飾りつけ始動

暖かいけれど、北風が強いという天気予報に、その風が吹く前に仕事をしてしまおうと思った。

それで、うちの一番近くの斜面の上の方が禿げ山になっているのが気になったので、シャガを上に移植しよう。シャガは凄く繁殖力が強く、上の方に植えたら、数年で、根を伸ばして下までシャガだらけになる。ちょうど、花よりゴミが好きな人たちが住んでいる方のシャガ畑は、かなり優勢にゴミの下でシャガが育っていて、道路際にはみ出しているので、それをかなり間引きすればいい。

今日のゴミ出しに行った帰り、さっそくシャガの間引きに着手した。そこは、日当たりがいいから、シャガも立派に育っている。2列抜いて、ゴミを捨てない方の斜面に持って行った。斜面は急だから、足場が悪い。幸い昨夜の雨で、移植しやすかったので、残りを、また自分の家の崖に植えようと思った。

植えようと考えている花は、シャガばかりではない。なにしろ、場所柄、日陰を好む植物ばかりでなければいけないので、難しい。私の夢は、5段作った「畑」に、色とりどりの花が、四季を通じて咲く風景。それから、意地悪ばあさんの地所との仕切りに立てた板に、壁画を描くこと。崖の上に、絵を描いたり、本を読んだりするための小さな空間を作ること。だから、完成は、やっぱり3年後だな。何しろ、金をかけないでやるんだから、ゆっくりゆっくり。