Ruriko's naisentaiken

エルサルバドル内戦体験記

男の腕力礼賛

切り倒した木で、、華奢な美人の私の細腕では、太くて重くて崖に持ち上げることができないものが5本ほどあった。今日、ドラドとネグリートを引き取りに、鶏友が来たので、問題の木を崖の上まで運ぶのを手伝ってもらった。かれ、小指一本でみんな上まで運んでくれたのを見た私は、いい気になって、自分には手に余ったアボカドの枝を2本切ってもらった。もっといい気になった私は、どうしても持ちあげられなかった、土嚢を、土嚢が必要な、4段目の崖の上まで運んでもらった。男の腕力ってすごい。

この前から、隣の家の同じ斜面を3人の男たちが半日で土留めしてしまったのを見て口をあんぐりと開けていた私は、男って、凄いもんだと、思っていた。私が3週間かけてのろのろしている作業を男3人がかりとはいえ、半日で仕上げるとは!私は3日かけてもあんなこと出来ない。家で育てた鶏男の雛を取りに来るという話を聞いて、私はこっそり、手伝ってもらっちゃおうと考えていた。

うまーーいセビチェを作り、うまーーいおでんを作り、うまーーいいなりずしも用意して、缶ビール(実は最近、ビールが飲めない。お酒もおいしく感じない。だから持っているのもなんだから、飲ませちまえ、と思っていた)も、どんどん勧めた。

それで私ができないことを全部やってもらっちゃった。おかげで、崖の上まで4段作る予定の階段のうち、注文中のため、杭待ちの部分を除いて4分の3は、形が整ってしまった。男の腕力、礼賛!(ま、腕力だけだけど…)しかし、腕力だってまるでない男もいるね^^。小指一本で、私が担げない太い木を運べるということは、凄いことだ。

実は、来週は、ゴミ当番が私なので、出ていれば必要な枝をどんどん貰って来れる。昨日稼いできた枝は、全部今日使ってしまったので、しばらく仕事ができない。 北風が吹く前に、だいたいのことを骨組みだけでもできればいいのだけど、どうなるかな。