Ruriko's naisentaiken

エルサルバドル内戦体験記

要人暗殺は、黒幕がやるもの

今日7月20日かな。

時間を見たら、3:37と書いてある。変な時間に目が覚めて、物を書こうと思ってスマホ開けたのだけど、FB狂っていて書く事できない。仕方なくメモに。


急に「目黒の秋刀魚の物語」を思い出したんだ。内戦の中から私達一家を救い出して、日本帰国を助けダヴィに仕事を紹介してくれたあの秋刀魚先生。なにをきっかけに思い出したか、というと安倍晋三殺人とケネディ暗殺事件の類似性から。それもわけわかんない?

 

あの時私は大学4年だった。ケネデイが暗殺された直後、一般庶民にさえまるでどうでもいいとわかるオズワルドという名の男が逮捕された。ちょうどうまい位置にその男がいて、銃器を持っていただけ。それが犯人だという理由もないし、政治的にも、無関係と思われる男だった。大学4年の異国の人間の、政治無関係の人間にさえ、え?と言わせるような人物の逮捕劇。

 

でね。安部さん暗殺で派手に国家の損失とか国葬とか騒いでいる人々の顔に、全く悲しみなど見えない。悲劇づくりに動員された群衆にさえ、騒ぎが本物に見えない。もともと、演説する安部さんの周りに、ほとんど警護の人員がいない。まるで、どうぞ、見たいに、誰でも近寄れるところに、ほとんど真後ろに犯人がいて、安部さんが殺される瞬間だって「きちんと」報道され、病院に運ばれ、あっけなく「そこにいた」犯人が取り押さえられ、いろいろな報道がなされていた。葬儀が終わってから、世界の反応の報道が出て、それからよ。国葬の話が出てきたの。

 

そりゃね、他人が殺されたんだ。礼儀といてするべき態度があるだろう。それもしっかりtvで放映され、安部さんの足跡が報道され、犯人が逮捕され、あれやこれやで、大きな事件らしいことはよくわかる。でも、並んでいる閣僚の表情、見た?

 

死者を悼む「ことば」は聞こえても、各自の表情は隠せないよ。胸を打つのは、犯人の苦悩の人生と、その母親の所業だった。異変を感じるのは、殺人そのものより、その背景の闇だった。日本を破滅に追いやるあの宗教の存在と出どころだった。そっちのほうがはるかに危険。それをむしろ奨励している日本政府のほうがはるかに危険。うらにあめこう、いるの?あやしい。ぞ。

 

と、私は憂えている。