Ruriko's naisentaiken

エルサルバドル内戦体験記

今日の調子

4月6日
実はカレンダーがない。去年日本を出たのが9月だったから、うちにあるカレンダーは去年の9月のままだ。日本に帰る日付は確定していなかったから、もっと長引くものと思っていた。でも現実は、とにかく日本に戻った。そして、自分はそれまでの生活を取り戻しつつある。

今日また歯医者に行く。抜かれた奥歯の跡が、冗談じゃないほど傷む。薬3個くれたけど、もっと追加しないと無理だ。始めに傷んだ方も治療しなければならない。夕方、嵐だそうだから、早めに行こう。

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4月7日
痛み止めを飲んでじっくり寝たつもりで起きたら、まだ1時半くらいだった。嵐だ嵐だと天気予報が言うので、そのつもりで対策取って寝たのに、外は静かだ。

テレビの番組予約をして、そのままテレビの前で寝ていた。「心の時代」を久しぶりにみたけれど、なんだか仏教関係の話って、とりとめがない。見ながら気がついた時は、また眠っていた。テレビ体操までに間があるから、外に出て見た。国外に去る前に、かなり枝を切って行ったせいで、崖はそれほど手がつけられないほどではないので、ハコベなどを抜いて、また袋詰めにした。

エルサルにいる間、あれほど傷んで歩けなかった足が、何も治療しないのに傷まないので、不思議だなあ、と思う。あの痛みって、気に入らない現実に対する抵抗だったのかな、と思う。そぅいえば、爺様の面倒みている時は気持ちがしゃんとしていた。足の痛みも忘れていて、外出するときに杖を忘れた。空港に行くときも杖を忘れ、電話して姪に持ってきてもらった。「杖を忘れる」ということは杖がなくても歩けるということで、日本に帰って、自転車を乗り回し始めたら、まるで杖の存在を忘れている。変だと思うけれど、別に人をだました覚えはない。

今日は日曜日、本当は教会に行きたい。行こうかどうしようか、今、考えている。