Ruriko's naisentaiken

エルサルバドル内戦体験記

雨で、外に出なくてもいい仕事をした。

どうも私の計量秤がくるっているらしい。

昨日は2つのスーツケースを23キロぴったりにしておいた。入りきれなかったもので、どうしても必要だなと思うものを、今日別便で送ることにした。重さと送料の関係を郵便局に電話して聞いたら、不思議なことに、普通便よりEMSのほうがずっと安い。相手国のエルサルバドルという国が、なんだか地域外ということで、EMSのほうが安くつくそうだ。

そんなことなら、と、2つの荷物をつくって、送った。必要なものは全部セカンドハンドだし、衣類はパッキングとして使ったんだから、税の申告なんか不要だ、相手国から荷物ではさんざんな目に逢っている私は、申告の欄に、そう書いておいた。

ところで、私の秤で、5キロだったものが郵便局の秤では4,5キロで、もうひとつのほうは2キロだったのに、2,5キロだという。そこで心配になった。私の秤がくるっているとすれば、スーツケース23キロも怪しい。空港で超過料金取られるの嫌だから、中身を少し減らそうと思った。

それで、一番重い油絵の道具を出して別送することにした。今回は準備期間があるのだから、自分が何かできる状態を用意して行きたかった。ベッドの上でパソコンだけいじって3カ月なんていう暮らしはまっぴらだった。

それで油絵の描きかけとか、絵具とか、この前行ったときに探してもなかったものを準備したのだけど、やっぱり重量を一番とるものばかりだ。それで半日秤と荷物につきあった。

疲れたけれど、かなり準備ができたので、ほっとしている。