Ruriko's naisentaiken

エルサルバドル内戦体験記

俳句を作りたかったけど

昨夜、ロボクリーナーが来て、組み立てたり、仕様書を読んだり、試運転をしたりしていた。いい加減、わかったので、風呂に入って寝ようと思った。ところが、風呂はからからに乾いていた。

それで、朝、掃除して、風呂の水を抜き、そのままになっているのを思い出し、御湯を張ろうとした。ところが、その日に限り、機械が全然、作動しない。長時間水をぬいたまま放置すると、時々、こうなるのだった。で、機械と奮闘したんだけど、結局治らないので、水道の水で体洗って寝たときは、11時になっていた。11時に寝るなんて言うことは近年ないことだ。

今朝は、4時出発する予定で、稲荷寿司だの、胡瓜の塩漬けだの用意しておいたのに、目が覚めなかったから、結局5時過ぎに出発した。

ところで、へまって続くもんで、江戸川土手に上る手前で、燃料が半分しかないのに気がついた。今日は海から47キロ地点まで行こうと思ったのに、これじゃ、昨日の地点までも怪しい。戻れば、帰り、日が高くなって、あんな日陰の何もないところで倒れたら、ミイラになっちまう。

仕方がないから、35キロの地点で、朝食をとって折り返した。

途中、電線にカラスがいっぱい止まっているところを眺めて、なんだか、五線上の音符を想像して、何とか俳句にまとめられないかと考えたが、どうしても字余りになって、うまくいかなかった。

次に、キスゲがいっぱい咲いている斜面があり、若い時に行った尾瀬の景色を思い出して、一瞬感傷がよぎったが、これも俳句にならなかった。

土手を下りて、かなり自宅に近い人工池の棒の上に、青鷺が止まっているのを見つけ、ちょっと自転車を止めて眺めたが、これも俳句にならなかった。

なんだか、俳句が出てこないなあ。ポケットに手帳を忍ばせて、今日は、俳句を作ろうなんて思って出たが、朝からへまが多い。やっぱり夜は8時に寝なきゃ、だめだ。と思った。