Ruriko's naisentaiken

エルサルバドル内戦体験記

たった一本の山桜

見たいテレビ番組の関係で、朝の行動が狂った。このところ、運動不足で、むくむく太りだし、骨が悪いのに、この調子で太ったら、歩けなくなる可能性がある。それで何とか、定期的に運動をしたいと思った。肩の痛みが取れないから、計画中の土木は、無理だ。崖を横目に見ながら、ふと思い出したのが、やっぱり桜のある寺。

南流山の駅の手前にある、東福寺。あの寺は藤の花も見事だ。もう桜が散っているだろうとは思ったけれど、私はいくらサクラが見事でも、桜を見るなら、公園でなくて、寺がいいと思っている。これはたんなる趣味だけど、桜がちっている寺でもいいから行ってみようと思った。

ところが、東福寺は桜が散っているだけではなくて、修復中だった。ちょっと庭を歩いてから、また自転車に乗った。とても素敵な良い庭なんだけど。

あまりすぐに帰りたくもなかったので、ゆっくりと景色を楽しみながら自転車を動かしていたら、遠くの方で、空高くそびえている、木の花が見えた。

よくよく見たら、自宅の山桜だ。あの山桜は2階の屋根の上に咲くので、家にいるとほとんど花が咲いたのに気がつかない。気がつくのは、いつも、散る花が庭に舞うのを見てからだ。

ほう!自転車を止めて、桜を見た。天高く、一本だけ。あれがうちの桜!

何とか路上に自転車を止めて位置を探して、写真をとった。たった一本空にそびえている山桜が、私の物なんだ^^。

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