Ruriko's naisentaiken

エルサルバドル内戦体験記

昨日から今日

困った。暑気のせいか、次から次へと起きてくる処理不可能の出来事のせいか、もう、するべきことが手につかない。生きていて、とりあえず、これをしなければ、と言う事をしているのだけど、どうもそれが裏目にでる。

絵を「描くべきだ」「描けば生きていけるかもしれない」と思うと焦る。焦れば絵なんて描けない。下塗りもしたし、できる準備はすべて整えた。しかし筆が動かない。こういうときは労働をするに限る。労働をして身を使って、頭をからっぽにして、眠るに限る。

と言うことは、昔やっていた事だけど、今この歳で、それをすると、疲労が永遠にとれない。

昨日も朝早く起きて、外回りの枝を払い、草を抜き、例の松戸市特性の放射能汚染物対策袋を2つばかり詰めた。でも、それ以上、落ちた枝を片づけることもできず、家に入って倒れ込んだ。それからはもう、朦朧として「ただ生きている」状態。

午後、太陽が少し穏やかになった5時過ぎ、自転車でマルエツまで行ってきた。ほんのすこし嗜好品が欲しかった。別にダイエットをしようとしているわけではないけど、野菜ばかりでたんぱく質がない。それからほんの少し甘いものが欲しい。こう節制ばかりしていると体力が保てない。それでちょっと「余計なもの」を買いに行った。

食料に限らず、こういう鬱状態のときは「余計なもの」が案外必要なのかもしれない。

今日も起きたのが3時過ぎ。いくらなんでもまだ外は暗い。4時過ぎてから、仕事着に着替えて、外に出た。昨日から始めたのは、道路際でなくて斜面の足場の悪いところだから、体を支えるのが長続きしない。何とか袋を4つ詰めて、枝も少し払って、もう、これで良いだろうと思うところまでやったら家に入った。

風呂は沸いているので、先に朝食をと思って、野菜サラダに、昨日買ったなまワカメをかけ、パンを焼いて、準備を整えてから風呂に入った。朝、風呂をみると汚れが目立つので、そのまま風呂桶を洗い、テレビを見ながら朝食を取ったんだけど、いつのまにか寝てしまったらしい。みたこともないテレビの番組に起こされ、あけっぱなしで保存もしていないこの日記を読んだ。

ところで自宅の敷地内の崖に、また百合の花が咲いた。帰国の時に咲いていたのと、同じようなピンクだ。おかしいな。白いカサブランカがあったはずだけど、そばに一緒に植えたら、みんなピンクになっちゃったんだろうか。咲く時期が違うのに、みんなピンク。後ろの蕾は、白だろうか。これもピンクならいくらなんでもしつこい。

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