Ruriko's naisentaiken

エルサルバドル内戦体験記

漢検と道路工事と花壇づくり

10月になった。思ったほど寒くない。今日も道路工事をする気になった。

ところで、漢検、あれ、200点満点だったんだと、初めて気がついた。と言うことは、私は全部180点台。合格してるわ^^、中学生の漢字。

3級の過去問の最後に準2級のテストがあったから、今朝、やってみた。読めるけれど書けない漢字が続出したけれど、合格圏の70%は辛くもクリア。しかし、本当に「辛くも」。
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曇っていたけれど、外に出た。早くおばあちゃんの花壇に球根を植えたかった。すべての野良仕事用具を持ち出して、球根も、うちで作った液体肥料も持ち出したのに、外に出たら、もうちょっとで終わるはずの1メートルくらいを残した道路工事が目にとまり、やっぱり花壇から始めなかった。

工事を進めるには、出る土をいれる昨日使った4つのプランターが必要で、4つのプランターに入っている土を崖の上まで運ばなければならない。ついでに、昨日大量に抜いたシャガを崖の上に持っていけば、乱雑に打ち込んだ杭を隠すことができるなあ、と思った。そこで、4つのプランターに入った土を運びあげることから始まって、からになったプランターを持ち出して、道路工事を始めた。

プランターはすぐに土でいっぱいになり、新しく、抜いたシャガが大量に出た。これの処置には、上の方で穴の開いているところにシャガを植えかえること。また草抜きが始まった。例の袋が2ついっぱいになり、かなり疲労を感じ始めたときに、雨が降り始めた。

やめられない。花を植えるなら、雨が降ってくれた方がいい。植えかえたシャガのためにも、雨はありがたい。あと少し。そう思ったら、どうしてもやめられなくなり、雨の中を作業を続けた。やっと見苦しかった崖の一部をシャガで埋めたところで、雨が耐えられないくらいに降ってきて、とうとう、切り上げて家に飛び込み、風呂に入った。

でも、球根を濡らしてしまったので、なるべく今日のうちに花壇を作って、植えてしまいたい。今、恨めしい気分で、雨を眺めている。

ところで、頭が紫色になった金魚、回復しているみたい。あまりに水を替えなかったから、どぶの中で皮膚病になったのかな。今赤いきれいな色に戻りつつある。水を替えて、カルキ消しを入れたし、ドロドロだった、循環器のフィルターを洗ったので、金魚にとっても気分のいい環境になったらしい。あの猛暑に、よく耐えたな。

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あの雨は通り雨だったらしい。道路が何とか整って、斜面の剥げた部分をシャガで埋めたので、やっぱり今日中に、おばあちゃんの花壇に球根を植えようと思った。

買った球根は、各種取り交ぜて、なんだか分からないものも含めて、60個あるらしい。チューリップが10個ぐらい。ヒヤシンスが2個。クロッカスも10個くらい。後は名前から想像できないようなものばかり。

まず耕して、石ころや雑草の根っこを取り除き、そこに自家製の液体肥料をまき、また耕しながら土と肥料を混ぜて、球根を植え始めた。ほとんど植えてしまって表面をレーキで平らにしていたら、上に住む、意地悪ばあさんの根本さんが通りすがって、声をかけた。なにしろ4月あたりから、誰も手入れしなかったから、草原になっていたところを、このところ私が草を抜き、整備して、すっかりきれいにしたものだから、なんかモノが言いたかったらしい。

綺麗にしたねえ、と言うから、吉田さんのおばあちゃんが病気で、ここの手入れできなくなったらしいから、春に花を咲かせてあげようと思ってね、開墾し直してたくさん球根を植えたんですよ。と言ったら、意地悪ばあさん、珍しくほめてくれた。拡張工事までして、斜面にシャガがそろっているのを見て、意地悪ばあさん、感動したと見えて、見いっている。綺麗になったねえ、と何度もいう。

なんだか、うれしかった。ほっとけばまたいじわる始めるだろうけれど、花は人の心を和ませる。春に花が咲くまで、ずっと手入れをしようと思う。