Ruriko's naisentaiken

エルサルバドル内戦体験記

散髪してきた

今日が貴重な梅雨の晴れ間かな。予報でそんな話だったので、ダニ布団を干し、あらゆる寝具を洗って干した。明日はまた来客で、忙しくなるし、午後は雨も降るらしい。

連日の暑さで、少し伸びた髪が暑くてうるさい。そこで、自転車も昨日治ったので、今日は昔出入りしていた美容師のところで、散髪してもらおうと、出かけて行った。彼のところは、安くはないけれど、すいているし、話が合うし、話の持っていきようで、マッサージもしてもらえる。

場所は、6号を挟んで南の、小金原と言うところだが、もと住んでいた場所なので、道に迷う心配はない。電話をしてから、途中、現金を出すために郵貯によろうと思った。郵貯は、目的地までの間に3軒ある。ゆっくり走ったのだけど、私にとっては、魔の6号にさしかかり、6号を早く逃れようと思って、ガソリンスタンドのところを無理して曲がったら、10センチくらいの溝に轍をとられて、転倒した。

そのはずみで、バックミラーを壊してしまった。ぎょ!

壊れた鏡の上に載ったら、またパンクすると思って、青くなって、何とか起き上がって、その場を逃げ切り、昨日、世話になった小金原サイクルによって、ミラーを付け替えたから、余計な出費をしなければならなかった。自転車屋のすぐ近くに郵貯がある。現金を出すためによって、少し息をついた。なにしろ暑い!

やっと到着したら、彼、入り口に立って、待っていた。見たら、ひどく痩せている。もっとでかくてがっしりしていたんだけど、体調、悪いのかな…、と思ったけれど、昔の当を得た軽口は変わっていなかった。

実は、枇杷を持って行った。隣近所は、7軒に枇杷を上げたし、まだたくさんあるので、もらってくれる人を探していたんだ^^。

で、それが功を奏したか、何も言わないのに、特別な効果のある頭髪のエステとかいうものを施し、マッサージしてくれた。ラッキー!物凄くいい気分。

彼、私の顔を見て、お世辞なんかもともと言わないから付き合い続けている人物なのに、なんでそんなに急に色つやがよくなったんだとか言って、本気でびっくりして私の顔を見ている。

体調にも精神にも起伏があるから、おっそろしく落ち込んでいた時の魔法使いの婆さんみたいな顔も覚えているんだろう。

実は、私も最近、そう感じていた。一時、顔なんかカサカサで乾ききって、つやなど何もなかった。それが最近、鏡を見ると、つやが戻って、張りも出ている。

なんだろね、これ。私もそう感じていたけれど、他人にも、そう見えるか…。私は一人だから、きっと元気なのだ。

誰でも爺婆になると、「仲のいい世話好きな家族」がいて、爺婆から、車の免許証も取り上げ、自転車も取り上げ、外出も禁じて、寝たきりになるように導いているらしいけれど、私は、誰も相手する人がいないから、あらゆることを自分でしなければならない。だから、手足を動かすから、顔もつやつやしているんじゃないの?

そういったら、それでもまだ、納得がいかないように、私を見ている。

ところで、鏡をじっと見ていたら、眉毛の一部が白いのに気がついた。あ、かっこいい!眉毛が白髪になっている!と、物凄く喜んで口走ったら、かれ、私の眉毛を見て、あ、ほんとうだ!コリャ、面白い人相になるぞ、だって。

眉毛の白い嫗っていうの、いいね^^。物語に出てきそう。新しい発見で、凄くうれしかった。

しかし、帰路は、炎天下。持参のアクエリアスを飲み飲み、帰ってきたけれど、明日は10度も下がるそうだ。