Ruriko's naisentaiken

エルサルバドル内戦体験記

苦行です

物凄く、贅沢な、言葉を控える方が良い苦行だけど、昨日の客の残り物を苦労して食べ続けている。

どんなに、無駄になるからと、本当のことを言っても、常識を守るお客さんは、手土産に長持ちもしないし、冷凍保存もできない、ケーキを持ってくる。

だからと言って、私だって、これはあってもいいが、あれはない方がいい、などと、持ってくるかどうかわからない他人の土産など、あらかじめ選択できるわけがない。ただでさえ、はっきりものを言うと言って、嫌われているのに、他人の好意を初めから拒絶する人間だと、今度は言われそうだ。

私は「言いたいことを」全部「はっきり」言っているわけではないし、「遠慮をしない」人間だと言うわけでもないし、「自分の間違いを認めない」人間でもない。そういう私に対する評価を、代えることができないことは、もう諦めているが、ただひとつ、そういう評価の原因になることを、自覚している。

それは、「私は常識を神様だと、思っていないし、思ったこともないし、これから思うこともない」と言うことのみ。常識は自己保全の道具として、よきものである。しかし、自己保全が他人の生活にマイナスの影響を与える時、やたらに行使するべきではない。

今、現実に「困っている」。