ヤフーめ(
ガリバー旅行記第四篇 フウイヌム国渡航記参照)が、あまり荷物を持たせるんで、普段なら通れる針の穴を、通ることができなかった。
荷物を降ろして、また針の穴に戻ったら、荷物を抱えた蚤がいた。スーパーでとりあえず、目についた米をみんな買ってきたんだそうだ。ばかだなあ、こんなに荷物を持っていたんじゃ、通れないぞ・・・。ここはもの持ちが通れる場所じゃあないんだ。
そう言ってコメに触ったら、米とられるかと思ったらしく、俺んだ俺んだ、俺の米に触るなと言って、蚤のやつ俺の背中刺しやがった。おかげで俺の背中が凸凹になったぞな。
持ちすぎて 蚤も通れぬ 針の穴 (手負い虎説話集より)