Ruriko's naisentaiken

エルサルバドル内戦体験記

昨日はぎっくり腰の悪化で

昨日は、ぎっくり腰の悪化で、立って歩けなくなり、自分で救急車を呼んで、病院に担ぎ込まれた。

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朝、目が覚めて、日曜だということに気がついた。時計を見たら5時。ひょっとして、今日は日曜だ。歩けないことを忘れて、階段を駆け上り、教育テレビをつけた。「こころの時代」が始まっていて、雨宮神父が例のぬいぐるみの熊みたいな顔で、もそもそ話していた。間にあった。

テレビを見ながら、起きるときに、がばっと小脇に抱えた普段着のセットを開けて、着替えた。日清日露、第一次、第二次世界大戦と、関東大震災経験者の母の教えで、いまだに、私は寝る前に次の朝着る衣類をまとめておく習慣が身についている。朝行動するときに、がばっと、それをひっつかむ習慣も^^。

そうやってテレビを見るための座椅子に座るまで、自分が病気だということに気がつかなかった。座るときに、あ、と思った。かすかに痛みが戻ってきたから。

一人暮らしで仮病を使う必要もないから、別に昨日までのことがウソというわけではない。長引いたらどうしようと、担架で運ばれながら考えた記憶がある。要は、医者の手当てと薬のせいで、快方に向かっているということなんだろう。

そうか、もう20日になったのか。改めて、テレビを見てぼんやり思った。内容は、深い。だから、すぐにまとめられないし、だいたい消化できないから、行動が自由になってから、また書くことにして、やっぱり放送が終わって、すぐにしたことは、鶏の餌。去年、国外に行ったときに頼んだ裏の坊や(白髪があるけど…)の電話番号を知らない。だから、緊急の時に、鶏の世話、頼めないんだ。

すこしうろうろできるようになったら、すぐに鶏のところに行き、そうするとすぐに、汚れが目について、放置できないので、ちょっと、箒でゴミをかき集めた。それから、危ないから、大事を取って家に入り、外は、見ないことにした。

食事をし、薬を飲み、ちょっといろいろ書類の整理をしていたら、電話が鳴った。鶏の世話はするけれど、電話まで、そう早く歩けないらしい。切れかかって、留守電装置が働く寸前に受話器を取ったら、この部落で唯一の私の絵を評価してくれる貴重な人物だった。

本来は御琴の先生。ご主人はルポライター。ベレー帽かぶった戦場カメラマンではないよ^^。いつか、自宅の常設展の案内をここいらの部落の住人のポストに入れておいたら、来てくれて、内容を見て、ご主人の仕事との共通項があると感じたらしく、たまに、見物客を連れて来てくれる。で、今は、御琴の先生の傍ら、ホームヘルパーなどもしているらしいという話だったので、介護保険活用術を聞きたいと思って、連絡を入れたことがあり、それで、電話をくれたのだった。

なんどか連絡を入れたそうだけど、私がいなかったらしい。留守電に自分の声を入れるという機能を、私が操作できなくて、設定してないから、何件かかっても、声を入れておく人がほとんどいない。男性の声が数件はいっていたけれど、声だけで判断するのは、無理だ。まさか、兄貴かなと、一度は問い合わせてみたけれど、そうではなかったらしいから、押し売りかな。

で、御琴の先生、いろいろ親切に、相談に乗ってくれそうで、ついでに、ひっくりかえり騒動のために延期した眼科の診療に、明日連れて行ってくれるそうだ。よかった。ご近所にそういう人がいて。