Ruriko's naisentaiken

エルサルバドル内戦体験記

今日は写真展に

今日は柏の高島屋で開催中という写真展を見に行こうと思って、体力を溜めていた。つまり、自転車散歩も、、杭うちも、控えたという意味。

で、目について仕様がないところの掃除をしているうちに、かなり時間が経った。テレビは予約機能を使っているので、テレビ体操だけ間に合ったが、ゴミ出しに外に出たついでに、いろいろ目についたことを処理したら、もう8時だ。そろそろやめないと、外出なんかできないぞと思って、やっと座った。

本当なら、柏まで、自転車で行きたい。数回行ったことがあるけれど、肝心の駐輪場があるかないか下調べしていないし、炎天下長時間の自転車は、まだ危ない。自分の体力が、いつの間にか、かなり落ちているのに気がついてから、どうもいろいろ勇気が出ない。

でも、ロメロミサに誘ってくれた友人が、暮にお母様を見送って、その後気が晴れなかったのに、震災で、いろいろ活動し始めたら、凄く元気になっちゃった、と言っていた。人の苦しみを餌に生きる貝みたいだ、と彼女自嘲とも言えそうな本音をはいていた。

彼女、もと協力隊で、いまだにJICAとかかわっているから、活躍の場があったんだろうな。人って、そんなもんだ。体力なんて言うものは、たぶん気力と連動していて、わが身を用無き者と思い始めたら、それで死ぬんだろうな。

なんか、金以外で私にできることあるかと聞いたら、あるんだそうだ。ただし、と、彼女はいう。世界中の戦地や難民排出国を歩き回ったおかげで、物の考え方にそれが反映してしまって、何処にいっても孤立してしまう、いっしょに元気に日本日本と、掛け声かけ合って真実を見ないようにしている助け合い運動には、引いてしまうよ、という。

げらげらと笑った。私は難民救済じゃなくて、難民経験があるもんだから、孤立なら、私も専売特許だ、孤立専門の人がいてくれるだけで、助かるわ、私の出番があったら教えてくれ、と言っておいた。