Ruriko's naisentaiken

エルサルバドル内戦体験記

自転車散歩再開3日目

胡瓜を1本縦切りにして、ミニトマトを数個、ゴ―ヤの薄切りを加えて、塩を振り、レモンを絞って、ビニール袋に入れた。それから梅干し入りのおにぎりを作り、小魚の袋も入れて、これで、お弁当は、完成。アクエリアスを水筒に入れ、スペアバッテリーをぶちぶちビニールにくるんで、用意のために自転車のパンクに備えて買っておいた、携帯空気入れ、後はティッシュにハンカチに、松戸市流山市柏市、千葉全域の地図を持ち、準備万端整えたら、ほとんど6時。
 
これじゃ、だめだ。6時25分のテレビ体操をしてから行こうと、洗濯機も回し、朝食も済ませて、なんだかもう、疲労を感じながら、自転車散歩再開の第3日目を始めた。出発は7時で、いつもよりかなり遅い。準備ばかりに時間をとられ、しかもあとからあとから、あれも必要だこれも必要だ、やっぱり鶏に餌やってからにしようなどと、考えていたら、いつもの時間より遅れること2時間。
 
今日は、「6号線を避けて21世紀の森に行く道」を開拓しようと思った。明日は、「6号線を避けて」手賀沼まで生きたい。なにしろ6号線は、自転車には危険すぎる道路だから、避けたかった。
 
まず、昔の散歩道の向こうにある常磐線のガードをくぐって南側に出た。そのまま、道は一本かと考えたのだけど、蛇のようにうねっていて、しかもうねった途中から別れていたりして、ただの「勘」だけじゃ、どうにもならなそうだ。うろうろしていたら、目の前に見覚えのある急な上り坂が見えた。上に何があるか見えないほどの急坂だ。確か、車で通った覚えがある。
 
とすると、この急坂を登れば6号線に突入するはずだ。
 
私は下をうろうろして、6号に登らずに向こう側に行く道がないかを探したら、あった。歩行者と自転車、しかも降りて通らなければならないほどの細い抜け道があった。そこからまた小道ばかり、しばらく行くと、そこは、根木内という地区らしい。根木内小学校の通学路らしい標識が立っている。昔、小金原に住んでいたころ、根木内小学校の生徒も英語教室に来ていたが、ここの地区にはあまり来たことがなかった。
 
あまり迷いすぎないうちにと思って、ゴミを出しに来た爺さんに「21世紀の森」に行く道を尋ねたら、また、私の三輪車を見て、それでいくのお?遠いよう。という。
 
説明するのが面倒だったから、じゃあ、松戸北郵便局はどこ?と聞いたら、あっちの方角だ、と教えてくれた。
で、そっちの方角に行くため、道を渡って左手に入ったところに、おや、見覚えのある建物が見えた。
 
それは、みやおか幼稚園、娘の通った幼稚園じゃないの。懐かしかったので、幼稚園の回りを一回りした。隣にあるのは、「山鳩公園」、娘がドングリ拾いをした公園だ。なんだか、遠い過去の思い出に出会って、一瞬の感傷にひたり、それから、見覚えのある道をたどって、小金原団地を突っ切って、なんとか「6号線に出ないで21世紀の森」に到着した。
 
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時間が早すぎて、入れない。ぐるぐる回って、懐かしい西武図書館とか、その他これから役に立ちそうな建物の所在地を確認し、帰路についた。行きに迷ったから、同じ道をたどれない。方向感覚だけを頼りに、丁度信号が緑になった広い道を突っ切って、ふと、あれ!と思った。今突っ切ったのは、私が怖がっていた6号線だった。
帰ってきたのは、8時半。作った弁当など食べるところも時間もなく、結局、家で弁当を昼食にした。
 
ま、半年休んだ後の「再開」だ。いろいろあるけど、確実に、自分は行動し始めている。
 
下は、途中の道の桜の木に生えたキノコ。名前は知らない。珍しいから写真に撮っていたら、通りがかったおばさんが、桜の花を写真に撮っている人はいるけど、キノコ撮っている人初めて見た!と、余計なことを呟いて、消えて行った。
 
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