Ruriko's naisentaiken

エルサルバドル内戦体験記

要介護だぞ

松戸市の健康診断に行った。問診票というのに、何枚も書きこむ欄があって、答えはイエスかノーかしかない。疑問を感じざるを得ない質問もあったのだけど、沈思黙考していてもしようがないから、ひとまず書いた。
 
順番が来て、医者が問診票を見ながら、「見たってそんなはずないと、わかるけれど、これじゃあ、要介護者ですよ。」という。イエスかノーかの答えを数字で表すと、13点になって、要介護者の数字だそうだ。
 
だって、こちらはまるで無知なんだから、自分がそうだと感じる通りに答えなきゃ、仕様がないでしょ。
 
たとえば、「一日15分は歩きますか?」という質問がある。「歩く」という言葉だけを考えれば、「いいえ」と答えざるを得ない。「15分、歩かないけれど、自転車で2時間散歩する」とか、「3時間ぐらいがけに上って、杭を打ち込んでいる」とかいうのなら、「はい」と答えるけれど、「歩く」という言葉なんだから、「いいえ」と答えるしかない。
 
「何度も同じ質問をして、物忘れを他人に指摘されますか?」という質問は、指摘する他人がいないからどうしようもないけれど、2階にいるとき、何かを取りに1階に下りて、何を取りに来たか忘れてしまうというようなことは、1日何度も経験しているので、「はい」と答える。
 
堅いものが食べにくいとか、飲料を飲み込む時にせき込むとかいうのも、何度も経験しているから、「はい」と書く。
 
「階段は手すりを使いますか?」という質問に、足腰が悪いとかいう条件がないので、実は、視力が衰えているから手すりを使うのだけど、「手すりを使う」という事実に変わりはないから、「はい」と記入。「座って立ち上がる時に、物につかまりますか?」というのだって、何度も転倒して怖いから、いつも捕まっている。それどころか、転倒予防に、家の階段だって、一歩一歩段を確認しながら上り下りしている。
説明なしに、イエスかノーかで答えろというなら、そうしなければならないけれど、正直に全部書いたら、要介護だって^^。
 
問診というものが、その程度だったら、簡単に騙せるね。要介護者の届け出を出して、ぼったくられた介護保険をとり返すべいか^^。
 
そんなわけで、健康診断を楽しんできた。
 
:ξ(`▽´)ξ: クックック