Ruriko's naisentaiken

エルサルバドル内戦体験記

今日はいろいろ


今日は、いろいろやったなあ、やった分だけ、腰痛がひどいけれど…

気温がしのぎやすくなったのと、明日、また台風かもしれないということで、今日のうちに崖に土を運んでおこうと思った。家の前の通り、崖から土が滑り落ちてくるため、道路が狭くなっている。別にうちだけのせいではなくて、近所に住んでいない地主の所有である崖が大半を占めているのだけど、たまたま隣接しているから、私が勝手に整備している。ずり落ちている土を30センチ削れば、道路は30センチ広くなり、車の通行が便利になる。私が車を持っているわけではないけれど、反対側も小規模ながら崖なので、コンテナ車や救急車などは危険なのだ。

其の30センチを削って、あまった土を上の崖まで持っていく計画を、この前から練っていた。今日はとりあえず、自分の領地の分だけを始めようと思って、草抜きしながら、土を削り始めた。バケツは4個しかないから、まず4個分、上に運び、土を重ね始めてから、気がついた。土留めに横木が必要だ。

私は数日前から、裏の親父が切り落とした柿の木の枝が裏側に放置されているのを知っていたが、まっすぐな枝が少なくて、しかも太くて運びづらいので、自分の手に負えるものだけ自分の庭に運び込んでおいたが、それはみんな使ってしまった。今残っているのは、太くて曲がりくねっていて、ごつごつして重いものばかり。でもうまく細工すれば、使えそうだと思った。

それで、その重いごつごつした枝をほとんど全部運んで来て、この前買った万能のこぎりと、なたと、電動チェーンソーをだして、いろいろ細工を始めた。万能のこぎりは、少し知恵と練習が必要で、あまりうまく使いこなせないのだけれど、細かいところはチェーンソーだけでは切れない。たぶん力があれば、チェーンソーだけでも使いこなせるのかもしれないが、あれって、力がないと、凄く危ないのだ。

久しぶりの大工で、かなり神経を使った、なにしろ腰痛持ちだからね。ここまでで、やめておかないと危ないぞと思うところまで、道具を使い、自分に納得させるように、すべての大工道具をしまってから、土をバケツ7個分上まで持って行った。それで崖の上で、作業をしていたら、門のところで誰かが呼んだ。

若い男。お宅はネットはNTTさんの光ですか?という。そうだと言ったら、月額2000円ぐらい安くなるからauに鞍替えしなさいという、勧誘だった。キャンペーンだから、工事の費用も、テレビのアンテナの設置も全部タダだという。うちはテレビもフレッツテレビでそろえてあるからNTTと切り離されたら、アンテナが必要なのだ。

でもなんだか、内容がよくわからない。自分で研究して後で質問するから、キャンペーンの内容を詳しく書いたものを置いていくように言って、また崖の仕事を続けた。これだけは、途中でやめると、嵐のときに危ない。上に持って行った新しい土の土留めをしっかりしておかないと、元の木阿弥になる。

これ以上は危ないぞと感じるところまでやって、家に引き揚げ、風呂にも入って、整えたら、もう11時半になっていた。
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午後、イオンに行った。実は、今日30日火曜日だということに気がつかなくて、のんきに崖仕事をしていたんだけれど、ふとカレンダーを見たら、今日はイオンのお客様感謝デーとかいう日だった。

食品は、昨日買ったから、ほとんどいらない。ちょっと衣料を覗いてみたかった。日曜日に、チャリティーコンサートに行く時、いろいろ自分の衣服をかきまわして気がついた。

どうも、10年以上着ているものばかりで、あまりにきたない。普段着などは、気がついてみると、みんな「作業着」になってしまっていて、しみだらけ。絵を描くにも、外回りの作業をするにも、すべて汚れることばかりである。しかもその汚れは、洗濯して落ちるような代物ではない。油絵の汚れは、何をしたって落ちない。庭の杭に防腐剤を使うけれど、防腐剤の汚れなんか、どう苦しんでも落とせないから、どうせ汚れるからと、そのまま着ている。

外出も一人で自転車で走るだけだから、作業着で構うものかとばかり、まったく御洒落に頓着しなかった。

思えば、私がおしゃれをしたときは、一人だった若い時を除いては、内乱の外国から帰国してからは、冠婚葬祭用の式服以外は、娘に恥をかかせまいと思って、学校に行く時用にだけまともな服を持っていた。もともと、服なんかどうでもいい人間なのだ。

でも。頓着しないのと、他人が見て不愉快になるような格好をするということとは、たぶん、違うだろう。洗っているから臭くはないんだけど、しみだらけだと、臭く「見える」かもしれない。

ちょっと真面目な服を買ってみるか、と今日思った。「真面目な」と言う意味は、「シミがない」と言う意味だけど^^。

それで、衣類売り場に直行したら、半額と言うのもあって、かなり安かった。そこで、2点ばかり、人にあう時にみっともなさすぎない普段着のシャツと、出かけるときに、少なくとも女性に見える、他人を意識しているらしいブラウスを買った。

それから靴。この前靴箱を整理したんだけど、ほとんどの靴を捨ててしまって、いま、愛用の白黒2足の「祭り足袋」しかない。後は、冬用のまともな靴だけ。コンサートには、その冬靴を履いていったんだ^^。

スニーカーでもいい。スニーカーだって、女性用の他所行きっぽい、きれいなものがあるはずだ。靴屋によったら、ここも安売りで、2足5000円とかいうのが並んでいた。私は足が悪いから、靴だけはかなり高額なものを買うのだけど、其の2足5000円のを履いてみたら、なんとか、間にあいそうだった。一つは、防水加工がしてあるので、それはありがたい。もう一つは、かなりオシャレな作り。それで、それをセットで購入。

買ってみると、なんだか嬉しいね^^。人にあってみようか、なんていう気になった。